技術ブログ
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2017年03月17日
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フロントエンドアプリ開発におけるNew Relicの活用

ブラウザアプリやネイティブアプリといったフロントエンドアプリケーションは、顧客体験へ直接影響を与えるため、アプリケーション上におけるユーザの行動を常に把握、分析し、継続的に改善することが求められます。またフロントエンドアプリ開発においては、以下のような知識およびそれを支援するための洞察が必要になります。

  1. HTML5・CSS・CMS・JavaScipt・AJAX・SPAに関する知識および洞察
  2. スマホのブラウザやネイティブアプリに関する知識および洞察
  3. レスポンシブWEBデザインに関する知識および洞察
  4. サイト軽量化および表示速度向上に関する知識および洞察

などなど

近年のWeb制作環境は大きく変わってきており、HTML/CSSだけで作られた動きのないサイトからJavaScriptを使ってよりユーザの目を引きつけるインターフェイスなどがトレンドとなっています。サイトを制作するうえで最適な技術・構造は何かを考え、デザイナーやディレクターの相談役となり、顧客体験向上のためのチャレンジが常に求められます。

New Relic BROWSER / MOBILE / SYNTHETICSをフロントエンドアプリにおける機能テストおよび結合テストツールとして活用することで、顧客体験向上のためのサービス品質の観点からの洞察を容易に得ることができるようになります。

顧客体験品質をエンドツーエンドで測定し、総合的な品質状況がリアルタイムに可視化されます。品質劣化時においてはボトルネックがサーバサイドの処理に依存するものなのか、ネットワークの処理に依存するものなのか、クライアントサイドの処理に依存するものなのかが容易に判別可能で、そのルートコーズをJavaScriptやネイティブアプリのコード・レベルまで即座にドリルダウンすることができます。これにより、ログ調査に割かれる工数が削減され、フロントエンドエンジニアとサーバサイドエンジニア間の情報共有と相互理解も進みます。開発時のログ設計やそのためのコードも簡素化され、顧客体験向上のためのコード開発に専念できるようになります。顧客体験向上に対する情報共有と相互理解が進むことで、例えばサーバサイドで特定の機能が品質劣化したようなケースにおいて、フロントエンドでその機能を自動的に切り離し、デフォルトのコンテンツを表示することで、顧客体験の低下を防ぐといった取り組みも推進されやすくなります。

New Relic Browser

New Relic Browser
リアルなユーザの顧客体験を可視化
ボトルネックが何処を即座に把握可能

またこれまでは、テスト、ステージング、プロダクションといった各工程で、それぞれ異なるテストツールや分析ツールが使われる傾向にありました。New Relic BROWSER / MOBILE / SYNTHETICSを各工程共通のツールとして活用することで一貫した性能分析が可能となり、開発、QA、運用といった各工程の担当者間における情報の共有化と相互理解が進み、それぞれでの重複した作業も削減でき、開発作業の効率化が図れます。

モバイル環境において、端末、OS、ブラウザの種別やバージョン、ネイティブアプリのリリースの違いを網羅して、事前に全てテストすることは現実的ではありません。また顧客体験向上のためには、テストやクラッシュレポートからの情報だけでは不十分です。New Relic BROWSERおよびMOBILEでは、本番環境におけるユーザのリアルなバージョン情報やロケーション等アクセス条件情報を収集し、バージョンやアクセス条件毎の品質や性能分析が可能です。どのバージョンやロケーションに支持されているかがリアルタイムに確認でき、影響の大きい顧客体験へ優先的に機能改善やテストを行うことができるようになります。機能追加に伴う特定のバージョンに依存した障害やその影響範囲も特定しやすくなり、対策やその優先度も管理しやすくなります。New Relic BROWSERおよびMOBILEでは、ユーザのリアルなインタラクションがトレースされ、広告など外部サービスの読み込みを含め、アプリケーションで最も多くの時間が費やされている箇所やユーザの離脱が発生している箇所を容易に特定し、顧客体験向上のための洞察を得ることができます。

New Relic Mobile Version Trends

New Relic Mobile Version Trends
ネイティブアプリのリリース毎のトレンド比較が可能

またNew Relic SYNTHETICSでは、ログインやカート遷移などクリティカルなビジネストランザクションに対して、世界各地に予め配置された監視ポイントからSelenium WebDriverを使用して定点観測し、顧客体験品質の定形確認を行うことができます。ブラウザアプリはもとより、エコシステムなど外部サービスとの連携のためのAPIの健全性の確認に活用いただけます。

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この記事を書いた人

HironoriIchiki
HironoriIchiki 社内フリーランスとして組織横断的にあれこれ活動中!

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