事例インタビュー
株式会社ドリコム様

アプリケーションのパフォーマンスの
様々な指標がグラフィカルな形で表示されるのを
初めて目にしたときは衝撃的でした。

「みんゴル」や「ダービースタリオン マスターズ」など、数々の人気スマホアプリを開発するドリコム。同社のゲームはクラウドプラットフォーム上で開発・運用されており、そのパフォーマンスや稼働状況を日々正確に可視化するために、アプリケーションパフォーマンス監視ツール「New Relic」を利用している。その導入の背景や効果について、同社の担当者に話を聞いた。

株式会社ドリコム
設立
2001年11月13日
所在地
東京都目黒区下目黒1丁目8-1アルコタワー17F
事業内容
「コミュニケーション」を軸に、スマートフォンコンテンツやインターネット広告の企画・開発を行う“インターネットにおけるものづくり企業”です。
  • 株式会社ドリコム インフラストラクチャー部 部長

    岡田 達典
  • 株式会社ドリコム インフラストラクチャー部 スペシャリスト

    木本 達也
導入前の課題
  • アプリケーションレベルでパフォーマンスを可視化する仕組みがなかった
  • サービスで問題が発生した際の原因特定に時間と手間が掛かっていた
導入後の効果
  • アプリケーション内部のパフォーマンス指標を把握できるようになった
  • 問題発生時の原因の切り分けと特定を迅速に行えるようになった

クラウドプラットフォーム上で多種多様なゲームアプリを開発・運用

御社の事業内容について教えてください。

弊社は主に、スマートフォン向けゲームアプリの開発と提供を行っている企業です。「みんゴル」や「ダービースタリオン マスターズ」、「陰陽師」といった人気タイトルをはじめ、さまざまなゲームの開発を手掛けるほか、広告代理事業も手掛けています。また近年では、位置情報と3Dリアルマップを組み合わせたARスマートフォンアプリ構築プラットフォーム「AROW(アロー)」の開発にも力を入れています。

ゲームをはじめとする御社のサービスは、どのようなインフラの上で提供されているのでしょうか。

現在では大半のサービスを、パブリッククラウドの基盤上で運用しています。特定のクラウド事業者のサービスに依存しないよう、複数の異なるクラウド事業者のサービスを併用しています。社内にインフラ運用に特化した部署を設けて、クラウド上のインフラとアプリケーションを安定的に運用するためのさまざまな活動に取り組んでいます。
また新規サービスを開発・リリースする際には、そのサービスにより適したインフラ技術の調査や研究、あるいはアーキテクチャの設計なども行っています。

New Relicの導入でパフォーマンス問題の切り分けを迅速化

New Relic導入の背景について教えてください。

New Relicを初めて導入したのは2012年のことでした。弊社では当時、複数のソーシャルゲームプラットフォーム向けにブラウザゲームを開発・提供していましたが、新規リリース時やイベント開催時など突発的にシステム負荷が高まった際、サービスがダウンしたりパフォーマンスが低下したりすることがたびたびありました。こうした問題の原因を調査するために、データベースのクエリを分析するツールを自社で開発して利用していました
が、アプリケーションのプログラムレベルでパフォーマンスを可視化し問題を分析できる機能は持っていませんでした。サービス品質を向上させるためにはどうしたらよいか、そんな時にNew Relicに出会いました。

New Relic以外に導入候補に挙がった製品はあったのでしょうか。

株式会社ドリコム
インフラストラクチャー部
部長 岡田 達典 氏

当時弊社は、オンプレミスからクラウドにサービス基盤を移行し始めていたころで、オンプレミス向けのツールは初めから選定候補から外していました。また弊社ではアプリケーション開発にRubyを使っており、「Rubyで開発したクラウドアプリケーションの可視化と分析が行える製品」という条件で製品を探したところ、New Relicが選択肢として残りました。そこで開発元である米国New Relic社と直接契約し、早速New Relicを本番システムのアプリケーションサーバに導入しました。最も多い時では、30ライセンスほどを利用していました。

New Relicを導入した結果、どのような効果が得られましたか?

それまではなかなか把握できなかったアプリケーションの内部処理やデータベース、ミドルウェアなどのパフォーマンス指標が、グラフィカルなチャートやグラフの形で表示されるのを初めて見たときは、本当に画期的だと思いました。これらを一目見るだけで、サービスで問題が発生した際に「インフラが悪いのかアプリケーションが悪いのか」「もしアプリケーションが悪いとしたらどの部分で問題が発生しているのか」といった点をすぐ切り分けられるようになり、衝撃を受けたことを記憶しています。

現在はどのサービスにNew Relicを適用しているのですか。

基本的に、弊社が提供するすべてのサービスにNew Relicを導入しています。これによってサービスの品質やパフォーマンスが向上したほか、各サービスの開発チーム間での技術情報の共有が進むようになりました。

New Relicの導入でパフォーマンス問題の切り分けを迅速化

後に、日商エレクトロニクスを通じてNew Relicを導入するようになったきっかけは何だったのでしょうか。

ライセンス契約や技術サポートに関して米New Relic社とコミュニケーションを取る際、どうしても英語でのやりとりになるため何かと不便を感じていました。またライセンス料の支払いは米国ドル建てになるため、どうしても為替変動の影響を受けてしまいます。為替レートが変わると見積もりの前提が大きく崩れてしまうため、予算計画を立てるのも一苦労でした。こうした不便を何とか解決できないかと考えていたところ、たまたま日商エレクトロニクスの担当者の方とお話しする機会があり、New Relicを日本で提供されていることを知りました。

そのことがきっかけで日商エレクトロニクスからNew Relicを導入されるようになったのですね。

株式会社ドリコム
インフラストラクチャー部
スペシャリスト 木本 達也 氏

はい。2017年10月に日商エレクトロニクスさんとNew Relicのライセンス契約を締結しました。以降は、契約やサポートに関するやりとりは日商エレクトロニクスさんと日本語で行えるようになり、またライセンス料の支払いも円建てで行えるようになったため、New Relicの利用にまつわる手間やストレスから解放されました。まだNew Relicに関して大きなトラブルに見舞われたことはありませんが、問題が起きた時は大抵時間に追われていますから、サポート窓口と日本語を使って効率的にやりとりできる点はやはり安心感が大きいですね。

今後New Relicを使ってどのように御社のサービスの価値を高めていきたいとお考えですか?

弊社では今後、サービスのプラットフォームをサーバレスアーキテクチャやコンテナプラットフォームに移行することで、さらにシステムの品質と運用効率を高めていきたいと考えています。その点、New Relicはサーバレスやコンテナのプラットフォーム監視にも対応していますから、今後とも大いに期待が持てますね。またAI技術を利用してより効 率 的 なパフォーマンス分 析 ができる「New Relic Radar」の機能は、やはりサービスの価値や運用効率を高める上でとても魅力的な技術だと感じています。

ありがとうございました。

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